現場のヘアスタイリストたちも、つまみ細工の進化に合わせた新しい技術を次々と繰り出している。2026年の最旬スタイルは、シニヨンや水引、金箔、タッセル付きの丸紐を複雑に組みあわせたベースに、大きめのつまみ細工をポイントで配置するハイブリッドな造形だ。
「以前のように頭全体に小さな花を散らすのではなく、メインとなる大輪のつまみ細工を耳の後ろや襟足近くにどっしりと置き、そこからゴールドの紐やドライフラワーを流すスタイルが圧倒的に人気です」と、原宿のトップサロンのスタイリストは解説する。布素材独特のアたたかみが、金属やドライフラワーの硬質な質感と対比され、ヘアスタイル全体に奥行きが生まれるという。