道頓堀の食べ歩きで誰もが陥りがちな最大の失敗は、「目についた行列に無計画に並んでしまうこと」です。現在の道頓堀メインストリート(戎橋から日本橋方面へ延びる道頓堀通)は、週末のみならず平日昼夜を問わずインバウンド客と修学旅行生で過密状態にあります。ピーク時にはわずか100メートルの移動に10分以上を要し、看板メニューを1品買うためだけに30分から50分の待機時間を強いられるケースが日常茶飯事となっています。
この過酷な混雑を回避し、かつコストパフォーマンスを最大化する秘訣は「時間帯の分散」と「エリアのシフト」という2つの原則にあります。
まず時間帯の最適解は、開店直後の午前10時30分から11時30分、もしくはランチとディナーの狭間となる15時30分から16時30分です。このアイドルタイムを狙うだけで、主要な名店の待ち時間は平均10分前後にまで激減します。また、夕暮れ時のネオンが灯る情緒を味わいたい場合は、日没直後の17時台前半に滑り込むのが鉄則です。
気になる道頓堀食べ歩きの予算とコスパですが、1人あたり2,000円から3,500円を用意しておけば、たこ焼き、名物串かつ、最新スイーツ、点心までフルコース感覚で満喫できます。観光地価格で強気の設定を行う店舗も散見される中、昔ながらの良心的な価格とクオリティを維持している実力派店舗を見極めることが、満足度を劇的に高める鍵となります。