広大な斜面でのんびりと草をはむ牛たちの姿は、見る者の心を癒やしてやまない。しかし、その裏側では最新のテクノロジーを活用したスマート農業・スマート酪農の実証実験が着実に進んでいる。
放牧されている牛たちには超小型のIoTセンサーが装着され、体温や心拍数、さらには広大な敷地内での行動軌跡がリアルタイムでモニタリングされている。広大な敷地での自由放牧という「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の理念を極限まで高めつつ、管理体制の省力化と牛の健康管理を両立。ここで育まれた健全な牛から採れる乳製品のクオリティは折り紙付きであり、先進的な持続可能酪農の模範として世界的な注目を集めている。