東京都庁のお膝元である西新宿は、官民一体となった「スマートシティ実証実験」の最前線だ。5Gアンテナを組み込んだ次世代街路灯(スマートポール)が街路を彩り、自動運転バスや配送ロボットの公道走行テストが日常の景色となりつつある。
さらに、都が推進するスタートアップ支援施策により、西新宿のオフィスビル群にはディープテックやAI関連の起業家たちが続々と拠点を構えている。無機質なオフィス街という従来のイメージを覆し、オープンイノベーションを生み出すエコシステムが着実に形成されつつあるのだ。大企業の資本力とスタートアップの機動力が交差する場所として、都市の新たな競争力が試されている。