実際に被害に遭った京都市在住の30代男性は、当時の状況を静かに振り返る。「Instagramのストーリーズで流れてきた特別鑑賞席の広告をクリックしたのが始まりでした。湖畔の特設VIPエリアチケットが1枚8,000円。琵琶湖の花火なら破格だと思い、すぐに購入画面に進んでしまった」。
男性がクレジットカード情報を入力した直後、画面には「購入完了」の表示ではなく、「公式LINEアカウントへの登録」を求める案内が出現。登録すると「限定プレミアムグッズの抽選権を得るには指定の電子マネーを購入してください」といったメッセージが矢継ぎ早に届いたという。不審に思った男性が市役所に直接問い合わせたことで、初めて自分がペテンに掛けられていた事実を知ることとなった。