ドラマのヒットと切っても切り離せないのが、作品の世界観を鮮やかに彩ったドラマ主題歌の存在です。オリコンチャートを席巻し、着うた全盛期を象徴するメガヒット曲が多数誕生しました。
『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』の主題歌となったTOKIOの「宙船(そらふね)」は、中島みゆきが作詞作曲を手掛け、力強いメッセージと疾走感あふれるロックサウンドで年間を代表するアンセムとなりました。また、『14才の母』を彩ったMr.Childrenの「しるし」は、命の重みと切ない愛情を壮大に歌い上げ、ミリオンセラーに迫る大ヒットを記録しています。
サスペンス作品との親和性で際立っていたのが、『白夜行』の主題歌である柴咲コウの「影」です。心の闇と救いを繊細に表現したバラードは、ドラマの切なさを何倍にも増幅させました。『アンフェア』の伊藤由奈「Faith」や、『医龍』のAI「Believe」、『クロサギ』を象徴する山下智久「抱いてセニョリータ」など、イントロを聴くだけで作中の名シーンが鮮明に蘇る名曲ばかりです。