両チームが送り出した先発メンバーは、まさに一時代を築いたスーパースターたちの揃い踏みでした。ブラジルは「3R」と称されたロナウド、リバウド、ロナウジーニョの超強力攻撃トリオを軸に、両サイドバックにカフーとロベルト・カルロスを配する盤石の布陣を敷きました。
【ブラジル代表 スタメン(3-4-1-2)】
GK:マルコス
DF:ルシオ、エジミウソン、ロッキ・ジュニオール
MF:カフー(主将)、ジウベルト・シウバ、クレベルソン、ロベルト・カルロス
MF/FW:ロナウジーニョ(後半40分 交代:ジュニーニョ・パウリスタ)
FW:リバウド、ロナウド(後半45分 交代:デニウソン)
【ドイツ代表 スタメン(3-5-2)】
GK:オリバー・カーン(主将)
DF:トーマス・リンケ、カルステン・ラメロウ、クリストフ・メッツェルダー
MF:トルステン・フリングス、ディートマー・ハーマン、イェンス・イェレミース(後半32分 交代:ジェラルド・アサモア)、マルコ・ボーデ(後半39分 交代:クリスティアン・ツィーゲ)、ベルント・シュナイダー
FW:オリバー・ノイビル、ミロスラフ・クローゼ(後半29分 交代:オリバー・ビアホフ)
この大一番でドイツにとって最大の痛手となったのが、司令塔ミヒャエル・バラックの出場停止でした。準決勝の韓国戦において、相手の決定的なカウンターを阻止するために犯した戦術的ファウルにより累積警告を受け、決勝の舞台に立つ権利を失ってしまったのです。自らのゴールでチームを決勝へ導きながらもピッチに立てないバラックの無念は、ドイツの中盤の構成力に大きな影を落とすこととなりました。