近年、SNSを中心に過激な「シンデレラ体重崇拝」や「骨っぽさ=美」とするルッキズム(外見至上主義)が蔓延しています。しかし、医学的な知見から見れば、150cmで40kgを下回るような過度の低体重は深刻な生体リスクを伴います。
特に低体重(BMI 18.5未満)が長期間継続すると、卵巣機能の低下による無月経、将来的な不妊リスク、20代・30代での骨粗鬆症の発症率が跳ね上がることが日本産科婦人科学会などの報告でも指摘されています。見た目の美しさを追求するあまり、生涯にわたる健康資産を損なっては本末転倒です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
150cmの体型づくりにおいて、自分がどの指標を目指すべきかは現在の状態によって明確に分かれます。
- 美容体重(約45kg・体脂肪率21〜23%)を目指すべき人:
健康診断で標準値内だが、洋服をタイトに着こなしたい人。全身の筋力を落とさずにメリハリを作りたい人。 - 体重維持+筋力トレーニングを優先すべき人:
すでに43〜47kgの範囲にいるが「太って見える」と悩んでいる人。体重を減らすと貧相に見えるため、体幹強化と姿勢改善による引き締めが最適解です。 - シンデレラ体重以下を目指すのを絶対に避けるべき人:
冷え性、生理不順、立ちくらみがある人。食事制限のみで体重を落とそうとしている人。