MNPが導入される以前、090の後に続く4桁目の数字(090-X...)を見れば、どの通信事業者の契約かが一目で判別できた。例えば、090-3や090-5の多くはNTTドコモ、090-1や090-8は旧IDO/DDIセルラー(現在のKDDI)、090-6は旧J-PHONE(現在のソフトバンク)といった具合に、各社への割り当てパターンが明白に分かれていた。
現在ではMNPによって番号とキャリアの紐付けは流動化しているものの、初期割り当ての履歴はデータベース上に刻まれている。自らの番号がどのキャリアの系譜を引いているかを知ることは、日本のモバイル通信史の一端を読み解くような面白さがある。